畳の構造とサイズ

畳の部位を知っておくと、適切な畳替えの方法をお選びいただけます。
畳の傷み具合により、畳の素材をなるべく無駄にせずに、施主様も経済的に負担が軽く、たたみ替えを行うことができます。
畳は、おおまかに3つの部位から成り立ちます。

畳床(たたみとこ)

新素材

畳ボードと発砲樹脂系の素材「ポリスチレンフォーム」を重ねた新建材。断熱性に優れ、軽い。衝撃性や遮音性にも優れており、現在ほとんどの畳に使われています。

稲わら素材

昔ながらの天然素材です。わらを何層にも積み重ねて圧縮してつくり、耐久性、調湿性、断熱性、保湿性に優れています。


畳表 (たたみおもて)

写真は、高級くまもと畳表「ひのみどり」 
人にも環境にもやさしい耐久性に優れた高級表。球磨川の清流と有機肥料を主体とした栽培されたい草を厳選し製織しました。きめ細かく肌ざわりが優しい畳表です。

畳縁 (たたみべり)

ざまざまな色柄の畳べり。

従来のクラシカルなものから、モダンなものまでございます。

好みや部屋の用途に合わせて、畳べりはお選びいただけます。

 


畳は地域や畳が敷かれる場所によってサイズが異なります。

京間(本間) 縦191.0cm×横95.5cm
中京間  縦182.0cm×横91.0cm 
江戸間(五八間) 縦176.0cm×横87.8cm
団地間 縦170.0cm×横85.0cm